相続に関する基礎知識や事例

相続問題は、財産の所有権や債務の負担が絡むことから、相続人間でトラブルになることが多くあります。相続前に対処法を準備しておきましょう。

・遺産分割
遺産分割とは、相続人が相続財産を分配することです。故人の財産や負債は相続人に引き継がれますが、相続人は複数いることも多く、誰がどの程度の遺産をもらうのかを決めるために遺産分割が行われます。当事者間での協議が困難な場合、裁判所などの助けを借りなければならないこともあります。
・遺言
遺言相続とは、遺言書から表出される生前の被相続人の意思に基づいて相続を行うことです。遺言書は、大きく分けると普通方式と特別方式があります。まず、普通方式では、遺言者本人が自筆をする自筆証書遺言、遺言者が公証人に依頼し、二人以上の証人の立会のもと公証役場にて作成する公正証書遺言、遺言書が封書をされた秘密証書遺言の3つに分類されます。他方、特別方式では、病気や遭難など遺言者に死が差し迫っている緊急時に行われる危急時遺言、隔絶された環境にいる場合や一般の場所への連絡が困難な場合に用いられる隔絶地遺言の2種類があります。
・遺留分減殺請求
遺留分とは、相続財産の一定割合の権利を一定の範囲の相続人に保障することを示します。仮に、被相続人が、生前に自分の愛人Aに対して全財産を譲ったとします。この場合、遺族は何一つ相続できないとなると不公平です。そこで、特定の相続人において一定の範囲の相続分をAのような譲受人に請求できるのが遺留分減殺請求権です。

村上・加藤・野口法律事務所は、愛知県名古屋市中区を中心に、幅広い地域で活動しています。
相続問題はもちろん、労働問題、債務整理など数々のご相談を承っております。
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弁護士紹介

野口弁護士

幅広い分野で満足度の高い法的サービスを目指しています。

名古屋の裁判所から最寄の地区に事務所があります。

事件の大小、難易を問わず、事案に深く入り込み、事実を大事にし、丁寧に粘り強く取り組んでいます。

また、事案の解決に向けた、依頼者の納得のプロセスを大事にすることを心がけ、費用面についても依頼者それぞれの事情や資力等に応じて柔軟な対応をしていますので、お気軽にご相談ください。

  • 弁護士
    野口 新(のぐち あらた)
  • 所属
    • 愛知県弁護士会
  • 経歴

    愛知県出身。私立東海高校から一橋大学法学部へと進学。大学を卒業後は、弁護士になるべく励み、平成18年司法試験合格。平成20年弁護士登録。

    名古屋市内の弁護士事務所に入所し、3年ほど務めた後、村上弁護士・加藤弁護士が立ち上げていた事務所に合流する形で独立。

    現在は「村上・加藤・野口法律事務所」にて、様々な問題に対応している。

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事務所概要

事務所名 村上・加藤・野口法律事務所
所属 愛知県弁護士会
弁護士 野口 新(のぐち あらた)
所在地 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内2-2-7 丸の内弁護士ビル802
電話番号 052-265-6534
対応時間 平日 9:00~18:00(事前予約で時間外対応可能)
定休日 土・日・祝(事前予約で休日対応可能)

事務所外観

事務所内観